入院
明日8/15(水)に手術を受けるため、前日の今日から入院。
卵巣に血液がたまり7センチほどの腫瘍になってる。チョコレート嚢胞と診断されて、これ以上大きくなると悪性化する可能性があるらしく、左の卵巣と両方の卵管を摘出するための手術だ。
3年ほど前に検診で見つかって、半年前には手術前提に大学病院を紹介されたから、気持ちの準備をするには充分な時間があった。
でも、いよいよとなるとやっぱり不安だなー、私の身体、どうなるんだろ。
...とか思っちゃう(^-^;
救いなのは特に症状が出ていないこと
入院まではテニスもできるし好きなものも食べれるし、何の制限もない普通の生活が送れてきた。
子供達が1冊ずつ本を貸してくれた。
ダンナは入院期間会社の休みをとってくれた。
これ元気出るで、と下の子が貸してくれた「夢をかなえるゾウ」(昔友達にすすめられて読んだ私が、面白いでーって渡したやつ 笑)を懐かしく開いてみたら、ポロリと御守りが出てきた。
あー、もう、目頭が熱くなるョ(;_;)
ママ友で仕事仲間でもある友人は、巣鴨のとげぬき地蔵尊にお参りして御影様を渡してくれた。お守りの中にお地蔵様が入ってて、その1枚を手術の日に飲むといいって。
今日の21時以降は絶食で明日は飲めないので、消灯のまえに飲む。
同じマンションに住む友人は、旅行のお土産と一緒にメッセージと図書カードを届けてくれた。
たくさんの気持ちをもらって大きな勇気に変える
よし、明日は頑張る
目標は早く元の身体に戻すこと
まだまだ大事な人たちとの楽しい時間を過ごすために。
女子連
女子連に入会することになった。
日本女子テニス連盟
試合出ないの?
女子連入らないの?
と、時々言われて何となく意識はあったけど、まだまだもっと練習しなきゃ自分は通じないと思ってた。
そんな時、クラブは違うけど練習でよく顔を合わせて仲良くなった女性から、ペアで入会しないかと誘ってもらったのだ
彼女となら頑張れるかもしれない
もしダメだった時はその時考えればいい
自分の今の実力は考えないでおこう
とにかくやってみる
挑戦して揉まれて今より少しでも上手くなれればいい
どんな世界が広がるのか、経験してみたい
周りが背中を押してくれたかたちでチャレンジしてみることにした
今年はとても忙しくなりそうだ
お初天神
毎年初詣客が落ち着く1月の24.25日あたりに行われる。
8時発の電車に乗るために急いで子ども達を送り出し7時過ぎには家を出た。
やっと明るくなってきた空を見上げ、突き刺すような向かい風を受けながら自転車で駅へ
吐く息が白い。キンと冷たい空気に背筋が伸びる。
駅の構内に入って待ち合わせていた友人の顔を見てホッとした。
わあ!もう結構並んでるね〜
言いながら、列の最後尾に。
間もなく10時、チリンチリンという鈴の音と共に鮮やかな袈裟を纏ったお坊さまの列が現れる。その列が天満宮に祈祷したあとに振舞われる筆を目当てに並ぶのだ。
今年は子どもの大学受験。
苦しいのを乗り越えた人だけに得られるものがあることを、そしてそれを得た時の喜びと、
目標に向けて頑張ることに微塵の無駄もないことを、身をもって感じて欲しい。
最後まで諦めない気力
努力できる力
この力強いエネルギーは、きっとこの先、人生の財産となるはず。
そしてひと周りもふた周りも大人になるんだろう
これまでの努力が実りますよう...
親としてできることは、こうして祈願に来ることくらいだけど。
筆をもらったあと、本殿 の御護摩祈祷に。
大きなお不動さまのいる大本殿の最前列に陣取ると、どんどんお参りの人たちが入ってきてあっという間に満員御礼!
毎年家族で初詣に来ている友人は詳しい。
普段使ってるお財布とかカバンとかを焼いてもらうといいよ〜!
えー?焼くの??
うん!サッと炎にかざして返してくれるよ(^-^)
けがれたものを払い落としてくれるんだって〜
へぇ!すごくご利益ありそう♡
ドーンドーンと太鼓の音が鳴り響き、お説法が始まる。そして読経、護摩木を焚き上げる炎があがる。厳粛な気持ちになって、心の中で心願を唱える。
子どもの合格祈願、両親の健康、家族が充実した毎日を送れますよう...
お不動さまの前で炎が燃えさかる頃、お坊さま達が出てきて、皆のカバンや持ち物を次々に手にとっていく。私も列に並んでお財布の入ったカバンを預けた。
なんだか不思議な儀式だ
気持ちまで清められた気分〜
本殿に向かって左手の階段を登るとお稲荷さんがあるので、ちょっとつきあってもらってここでもお参り^_^
お腹空いたね〜〜!
そろそろ行く?
行く行く♡
毎年の私たちのお楽しみ(๑˃̵ᴗ˂̵)♡
お寺を出て参道の坂を登る途中
煙がもくもく立ち昇る2階?3階?建ての古〜いお店。
店頭では職人のオヤジさんがピチピチと跳ねるうなぎを次々にさばいている。手際の良さと透明感のあるうなぎの身に釘付けになる
参道にいくつもあるうなぎ屋さんの中でも、ここ、川豊はいつも人がいっぱい。
番号札をもらっておしゃべりしながら待ってたら、いつの間にか順番が過ぎててちょっと慌てる 笑
相席で詰め込まれながらも、足元の電気ストーブと暖かな店内に、気持ちのいいため息が漏れた。ここのうな重は骨まで全く感じさせないくらい柔らかく蒸されている。
口の中でとろけるうなぎを堪能していると、今年も元気にこうしてお参りできたことに、そして友人に、感謝の気持ちが湧き上がってくる。
家へのお土産は黒べらまんじゅうと後藤のお団子^_^
あ〜あ、また甘いものばかり(^-^;
参道をぶらぶらと歩きながら、来年もまたお礼参りに来なくちゃ、今度は写経もしてみたいよねと。
カップヌードル
新しい年が始まった、元旦の朝。
1日重い雲が垂れ込めた大晦日の昨日とは打って変わって、爽やかな空に眩しいくらいのお日さまが昇った。キンと冷たい空気が背筋を伸ばしてくれる
上の子は赤坂にある日枝神社で巫女のお仕事を手伝うそう。参拝客の破魔矢を持って神楽舞を舞うと言うので、午後から主人と参拝するつもり(^_^)
下の子もいよいよ受験のラストスパートだから、いつもの朝と変わらずバタバタと塾に行く支度をしている。
あっという間に家を出た子供たちを見送ってホッと一息、テレビをつけた。
目に飛び込んできたカップヌードルのCM
思わず釘付け。
ほんの1分ほどだけど、錦織選手の怪我の苦悩とプロとしてのテニスへの想いが迫ってくる美しい映像
不調や不安が壁のように立ちはだかっても、自分の可能性を信じて前へ進もうとするその力はプロだからこそのものなのかしら...
ううん、普通の人だってできるはずと思いたい。
常に全力で前を向いて生きていく姿勢が最高にかっこいい。
この一年、私も前を向いて後悔のないよう生きていこうっと。
恋の色
な〜んて、
意味深?なお題をつけたけど、
なんのことはない、今日は紫蘇サワーに挑戦しました♡ ってお話 笑
テニスクラブの先輩が、お水の代わりに飲んでいたとっても綺麗な色の飲み物
紫蘇ジュースだよ、お酢が入ってるから身体にいいしクエン酸で疲労回復よ♪
あの色に魅せられて、紫蘇効果を調べてみたら...
なんと、疲労回復、美肌効果、抗酸化作用、食欲増進、整腸効果、感染症予防、食中毒解毒作用....
動脈硬化やガンにまで効能があるらしい
これからの季節、夏バテ予防にも良さそう
その薬効から漢方にも使われているとか
赤紫蘇に含まれるアントシアニンの一種シソニンは目にもとってもいいんだって♪
そのうえ、アトピー性皮膚炎にも効くというから、これは私だけでなく子供たちにも飲ませなきゃ‼︎と、強く思ったのでした^_^
作ってみると意外と簡単、
茎を外して葉を一枚一枚丁寧に洗うのだけが面倒だったけど、あとは、お水を沸騰させたお鍋に紫蘇を入れぐつぐつと20分少々煮出したら葉を取り出す。
赤かった葉が緑色になってる〜
お鍋に残ったどす黒いくらいの赤い煮汁に氷砂糖を500〜700g加え、余熱で溶かす。最後にレモン汁とお酢を入れて混ぜると、途端にぱあっと鮮やかなピンク色に♡
再度沸騰させたら出来上がり〜
紫蘇300グラム位に対してお酢は500ml位入れるから、きつい場合はお酢の代わりにクエン酸を入れると良いとか。私は、リンゴ酢を使ってみました。
味見あじみ♪ とばかりにまだアツアツの紫蘇ジュースに氷をたっぷり入れて飲んでみる
お酢がこんなに入ってると思わないくらいまろやか〜
紫蘇、お酢、レモンでこんなに綺麗な色が出るなんて
グラスに注いだジュースを見てるだけで嬉しくなって胸がキュンとします^_^
子供たち、早く帰ってこないかな
そうそう、取り出した紫蘇の葉は、塩もみしてレモン汁をふり、天日干し。
2、3日、ベランダでお日様に晒したら、ゆかりができるはずなんだけどな(*^_^*)
紫陽花
家からほんの5分ほども歩くと目の前に広がる空と海
よくここの橋げたで壁打ちをする
季節、天気、時間ごとにいろんな表情を見せてくれる私の好きな場所
この海につながった川沿いの遊歩道は、春には桜が満開になり、今の時期は新緑がぴかぴかしている
その川沿いから私のマンションの敷地に入ったところ、
自転車で通り過ぎようとして気がついた。
ちょっと戻って自転車停めて、カメラを向ける
青々茂った葉に乗っかるように、つやつやした花が揺れている
日陰気味の場所
小さな花が寄り添ってあちこちに咲いている。少し遠慮がちに見えるけど、毎年魅了されるその姿は力強い
今年もきれいだね
マンチェスター.バイ.ザ.シー
...マンチェスターバイザシーという映画観てきたよ
...おもしろかった?
...アカデミー脚本賞取ったヒューマンドラマ。良かったよ
友達との何気ない会話
連日の、5時起きお弁当作りと、家事と仕事の合間にやってるつもりのテニスが過密になってきていて身体がだいぶ疲れていた。
今日は仕事も休みだし1日のんびりしようかな
テニスのお誘いを断って、たまった用事を片付けて、睡眠不足の補充をしたら、熱々のコーヒーを持ってぶらっと映画でも観に行こう
友達の話を聞いて、予告を見たら観たくなった。
マンチェスターバイザシーとは、海のほとりの小さな田舎町の地名
1人で映画館に足を運ぶのは何十年ぶりかしら
ケビン.コスナーのダンス.ウィズ.ウルブズは、どうしても観たくて、
1人でじっくり観たくて行ったのに、
あまりにスケールが壮大で、観た後の自分の一人ぼっち感が半端ではなかったのを今でも覚えてる
今回観た映画
主人公の故郷、静かな静かな田舎町
そこで起きた過去の事件を抱えて、
一生自分は幸せになる権利はないかのように1人で生きる主人公に、もう一度誰かのために生きる希望を見出せるかのような出来事が起こる
それでも過去の事実は消えてなくなることはなく、
どうしようもなくて。
全てを受け入れて生きるしかないやるせなさとほんの僅かな生きる力
マンチェスターバイザシーの、
いつもどんよりした寒々しい曇り空と、ほんのり日が差す夕空と、さざ波立つ海の風景が 、主人公の心情を表すように淋しくて綺麗だった
みんなにお勧めするような楽しめる映画、というわけではないかも知れないけれど、観てよかったと思った