カップヌードル
新しい年が始まった、元旦の朝。
1日重い雲が垂れ込めた大晦日の昨日とは打って変わって、爽やかな空に眩しいくらいのお日さまが昇った。キンと冷たい空気が背筋を伸ばしてくれる
上の子は赤坂にある日枝神社で巫女のお仕事を手伝うそう。参拝客の破魔矢を持って神楽舞を舞うと言うので、午後から主人と参拝するつもり(^_^)
下の子もいよいよ受験のラストスパートだから、いつもの朝と変わらずバタバタと塾に行く支度をしている。
あっという間に家を出た子供たちを見送ってホッと一息、テレビをつけた。
目に飛び込んできたカップヌードルのCM
思わず釘付け。
ほんの1分ほどだけど、錦織選手の怪我の苦悩とプロとしてのテニスへの想いが迫ってくる美しい映像
不調や不安が壁のように立ちはだかっても、自分の可能性を信じて前へ進もうとするその力はプロだからこそのものなのかしら...
ううん、普通の人だってできるはずと思いたい。
常に全力で前を向いて生きていく姿勢が最高にかっこいい。
この一年、私も前を向いて後悔のないよう生きていこうっと。
恋の色
な〜んて、
意味深?なお題をつけたけど、
なんのことはない、今日は紫蘇サワーに挑戦しました♡ ってお話 笑
テニスクラブの先輩が、お水の代わりに飲んでいたとっても綺麗な色の飲み物
紫蘇ジュースだよ、お酢が入ってるから身体にいいしクエン酸で疲労回復よ♪
あの色に魅せられて、紫蘇効果を調べてみたら...
なんと、疲労回復、美肌効果、抗酸化作用、食欲増進、整腸効果、感染症予防、食中毒解毒作用....
動脈硬化やガンにまで効能があるらしい
これからの季節、夏バテ予防にも良さそう
その薬効から漢方にも使われているとか
赤紫蘇に含まれるアントシアニンの一種シソニンは目にもとってもいいんだって♪
そのうえ、アトピー性皮膚炎にも効くというから、これは私だけでなく子供たちにも飲ませなきゃ‼︎と、強く思ったのでした^_^
作ってみると意外と簡単、
茎を外して葉を一枚一枚丁寧に洗うのだけが面倒だったけど、あとは、お水を沸騰させたお鍋に紫蘇を入れぐつぐつと20分少々煮出したら葉を取り出す。
赤かった葉が緑色になってる〜
お鍋に残ったどす黒いくらいの赤い煮汁に氷砂糖を500〜700g加え、余熱で溶かす。最後にレモン汁とお酢を入れて混ぜると、途端にぱあっと鮮やかなピンク色に♡
再度沸騰させたら出来上がり〜
紫蘇300グラム位に対してお酢は500ml位入れるから、きつい場合はお酢の代わりにクエン酸を入れると良いとか。私は、リンゴ酢を使ってみました。
味見あじみ♪ とばかりにまだアツアツの紫蘇ジュースに氷をたっぷり入れて飲んでみる
お酢がこんなに入ってると思わないくらいまろやか〜
紫蘇、お酢、レモンでこんなに綺麗な色が出るなんて
グラスに注いだジュースを見てるだけで嬉しくなって胸がキュンとします^_^
子供たち、早く帰ってこないかな
そうそう、取り出した紫蘇の葉は、塩もみしてレモン汁をふり、天日干し。
2、3日、ベランダでお日様に晒したら、ゆかりができるはずなんだけどな(*^_^*)
紫陽花
家からほんの5分ほども歩くと目の前に広がる空と海
よくここの橋げたで壁打ちをする
季節、天気、時間ごとにいろんな表情を見せてくれる私の好きな場所
この海につながった川沿いの遊歩道は、春には桜が満開になり、今の時期は新緑がぴかぴかしている
その川沿いから私のマンションの敷地に入ったところ、
自転車で通り過ぎようとして気がついた。
ちょっと戻って自転車停めて、カメラを向ける
青々茂った葉に乗っかるように、つやつやした花が揺れている
日陰気味の場所
小さな花が寄り添ってあちこちに咲いている。少し遠慮がちに見えるけど、毎年魅了されるその姿は力強い
今年もきれいだね
マンチェスター.バイ.ザ.シー
...マンチェスターバイザシーという映画観てきたよ
...おもしろかった?
...アカデミー脚本賞取ったヒューマンドラマ。良かったよ
友達との何気ない会話
連日の、5時起きお弁当作りと、家事と仕事の合間にやってるつもりのテニスが過密になってきていて身体がだいぶ疲れていた。
今日は仕事も休みだし1日のんびりしようかな
テニスのお誘いを断って、たまった用事を片付けて、睡眠不足の補充をしたら、熱々のコーヒーを持ってぶらっと映画でも観に行こう
友達の話を聞いて、予告を見たら観たくなった。
マンチェスターバイザシーとは、海のほとりの小さな田舎町の地名
1人で映画館に足を運ぶのは何十年ぶりかしら
ケビン.コスナーのダンス.ウィズ.ウルブズは、どうしても観たくて、
1人でじっくり観たくて行ったのに、
あまりにスケールが壮大で、観た後の自分の一人ぼっち感が半端ではなかったのを今でも覚えてる
今回観た映画
主人公の故郷、静かな静かな田舎町
そこで起きた過去の事件を抱えて、
一生自分は幸せになる権利はないかのように1人で生きる主人公に、もう一度誰かのために生きる希望を見出せるかのような出来事が起こる
それでも過去の事実は消えてなくなることはなく、
どうしようもなくて。
全てを受け入れて生きるしかないやるせなさとほんの僅かな生きる力
マンチェスターバイザシーの、
いつもどんよりした寒々しい曇り空と、ほんのり日が差す夕空と、さざ波立つ海の風景が 、主人公の心情を表すように淋しくて綺麗だった
みんなにお勧めするような楽しめる映画、というわけではないかも知れないけれど、観てよかったと思った
帰省
ゴールデンウイーク翌週、5日間ほど1人で実家へ。
毎年春休みには帰っていたのが、今年は時間がとれなかった。
80近くになる父と70を過ぎた母が気になってきているので、今回は友人達と逢う約束も極力控えた。
母の提案で、初日は京都で両親と待ち合わせて一泊、翌日西本願寺で祖父母の法要をしてもらってから実家に帰ることに。
1日目に訪れた平安神宮で満開の橘。
南禅寺には16時半を回って着いたので、拝観終了になってしまっていた。
青々とした新緑のモミジ。
繊細な葉を幾重にも茂らせ、あちこちにたたずむ静けさが何とも言えず美しかった。
ここで見たモミジの実。
ピンク色の羽根がついている。こんなの初めて見たよ✨
いつか紅葉の時期、またきっと訪れたい。
そこから宿のある聖護院まで40〜50分は歩く。
父はまだかまだかと言いながらスタスタと、母は時々止まって休み休み、それでも口はずっと動いたまま 笑
2人とも思ったより体力あるものだと感心した。
お宿のほんの近くに聖護院の八ッ橋屋さん、西尾のお食事処と八ッ橋屋さんの風情あるお店が向かい合っている。
更に宿の前まで来ると、なんとも言えないニッキのいい香り
平安堂と書かれた小さなトラック
その奥のガラス戸の中には大きな機械と木の板張りの広い机
ここは、普通のお宅の一角のように
何の看板も出てないけれど
無造作にビニール袋に入れられた八ッ橋が数えるほど並んでる
一袋¥300 マジックで手書き
商売っ気全然ないなぁ〜 笑
香りに惹かれてインターホンを押してみたけど人の気配がなかったので翌日朝、宿を出る前にもう一度覗いてみた。機械が動いていて八ッ橋を作っているところだった
う〜ん♡やっぱりいい香り
ついつい買い過ぎ、母も私も5袋ずつ
これからおせんべいにする大きな生地が机の上に丸まっている。それを千切ってお店の人が渡してくれた
んん、美味しい!
コクがあって濃厚、生八ッ橋とはちょっと違う
ふふふ、いいとこ見つけた
そのあとは西本願寺へ
浄土真宗の本家だという大きなお寺さんで祖父母の法要を済ませて実家奈良へ
奈良で生まれて何年も住んでいたのに、そういえばあまりじっくり京都を観光したことなかったな...
まだまだたくさん巡ってみたいところがありそう(^_^)
おうち時間
今日は雪
悪天候で午後からの予定がなくなったので、思いがけず時間ができた
朝のうちは雨だったのに、みぞれに変わり、今は真っ白な雪が外の景色を霞ませている
ピンクの蕾をのぞかせた家の前の公園の桜は、首をすぼめて寒さに震えているみたい
たまにはこんなふうに家でゆっくり外を眺めていられるのも、とってもいい(*^_^*)
さて、夕飯の準備まで何しよう
娘に借りている小説を読もうかしら.....。それとも図書館から借りたテニス本?
甘酒もきらしたところだから、作っておかなきゃ。昨年の夏に温度計を買ったので、ちゃんと温度管理をしながら作ることができるようになりました♡
お芋も焼いておこうかな
紅はるかという品種のサツマイモ。
キッチンの魚焼きグリルにアルミホイルを敷いて弱火でじっくり時間をかけて焼くと、ねっとりあま〜いスイートポテトのような焼き芋ができる。冷めても美味しい
娘のお弁当に、私のおやつに、食後のデザートに...
あっという間になくなるから、この冬はいつも常備(^_^)
あれやこれやと考えているうちに時間が経っちゃう^_^;
雪はさっきよりもたくさん降ってきた
積もるかな...
山の力
大晦日からお正月2日まで、スキー場で過ごした。
大晦日、朝6時過ぎには家を出る
本当は、準備も大変だし寒いし、家でゆっくりしてたいな〜というのが本音だったけど....f^_^;)
車で5時間ほど。
お昼前には到着したので、半日は滑ることができた。
リフトでゲレンデの上まで登ると
アルプスの山々が迫ってきて
見惚れるほどの力強さに驚いた
険しい雪山が連なっている
日本にもこんな場所があったのかと思うほどの絶景
天気は最高(^_^)
眩しいくらいの真っ青な空と真っ白な雪
キラキラ光るゲレンデを2、3本滑ると、スキー板に乗せる身体のバランスの取り方を少しずつ思い出してきた。
もっともっとと、コースを変えてはリフトに乗って滑り降りる
上の子は、そんなにスピードは出さないけれどフォームが綺麗で脚を揃えてすいすいと滑っていく
いつの間に...?
私より上手い
下の子は、板をハの字にお尻を出して、怖いとかやだとか言いながらスピードだけはそれなりに出して滑るから、見ている方がおっかない 笑
子供たちに教えながらゲレンデにいる人達の間を縫うように滑り降りていく旦那は、いつもと違ってちょっとかっこいい 笑笑
スキー場の夜は早いから、日が傾いてくるとあっという間に滑れなくなってしまう。
よく笑うかわいらしいおばあちゃんが切り盛りする、ゲレンデのふもとの民宿に3日間お世話になった。
年格好が母と重なる
帰りには、大きな白菜とお手製の野沢菜漬けをいっぱい持たせてくれた。
いつまでも元気な笑顔でいてくれますように
2日間滑って3日目は
葛温泉に寄ったあと、お昼はあずみ堂のお焼きでお腹いっぱいに。
なす、ネギみそ、ひじき、黒ゴマ、くるみ、肉じゃが、あんこ、野沢菜、切り干し大根...
温かいお茶のサービスがあって、買ったお焼きを囲炉裏で焼いてアツアツを食べられるようになっているから、ついつい食べ過ぎた 笑
荒々しくも壮大なアルプスの雪山を後に、今度は富士山の美しい姿を眺めながら帰路につく
家でゆっくりしてたいなぁ..って気持ちはどこへやら、
雪国の大自然に心洗われる年初めになりました。
今年もエンジン全開、頑張っていかなきゃ!